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アニメ・クラナドは 感動・泣けるって話。

アニメ

クラナドのアニメは泣ける・感動できる。全48話だけどあっという間。

2023年3月25日

このページでは、クラナドのアニメは泣けるって話をまとめていきます。

全48話ありましたが、あっという間に過ぎていきました。

 

正直、みんなに見てほしい。

2007年に放送されたアニメですが、大人になった今見てほしいアニメです。

アニメの絵柄は少し古いかもしれませんが、そんなこと気にならないほど名作です。

 

ブログを書いている今、フラッシュバックして泣きそうです…。ってか泣きました。ぜひ、見てください!あと、このページではネタバレを含みます。

クラナドは、いろんなハードに移植されているほど人気作!ぜひ、アニメも見てください!

 

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「クラナドは人生」って意味がわかった気がする

 

挫折した落ちこぼれの主人公・岡崎朋也が桜並木で古河渚と出会ったところから始まる物語です。

落ちこぼれ主人公が、気まぐれで声をかけた女の子に協力していくうちに絆を深めていきます。

 

いろんな人の悩み事を解決していくうちに、仲間・親友ができていきます。

その絆が朋也・渚の支えになっていきます。絆の力・愛の力に感動する物語です。

 

僕はこういった考察・解説が下手なので、上手く綴れません。ですが、言えることがあります。誰かのために動けることは素敵なんだってそう思えるアニメです。

自分を犠牲にして、ただただ大切な人のことを考えられる・行動できる人は素敵です。また、自分の思いを伝えるのは素敵だなって思えます。

 

一生懸命な人、必死な人、誰かのために頑張る人、自分の思いを伝えられる人など、クラナドには素敵な人が溢れています。

こういった人たちが人生で数人だけでも作れたら、きっと自分の人生は充実してたんだと思えると思います。

ぐらと

僕もこんな関係を築ける人間になりたい!こんな風に力強く思えました。

 

クラナド1期の感動できるシーン


アニメでは渚との話ですが、原作ゲームではいろんな女の子のルートがあります。

僕は原作をプレイしていないのでアニメだけの話になりますが、アニメだけでも何回も泣きました

 

クラナドの全48話(本編44話・番外編4話)の中から紹介していきます。

 

クラナド1期9話 風子編「夢の最後まで」

病院で入院しているはずの風子が、朋也たちの学校に現れて風子のお姉さん・公子さんのために学校の生徒を招く結婚式をしたいといいます。

ですが、風子は入院しているのに学校にいる・つまり生霊的な存在です。お姉さんを幸せにしたいという強い想いが具現化した存在です。

 

そして、朋也や渚には見えていますが、お姉さんの公子さんだけには見えません

風子は公子さんに幸せになってほしいから、結婚式をしたい。公子さんは風子が入院しているから、自分だけ幸せになれない。すれ違う2人の気持ち…。

 

そして、入院している風子の容態が変わるにつれて、誰もかれもみんな風子のことを忘れていきます

朋也も渚もみんな忘れていきます。すぐ隣にいるのに、風子の姿見ることも感じることもできません。

 

ですが、結婚式の準備をしていたことをきっかけに、風子のことを思い出します。

姿も見えない・声も聞こえない忘れていた風子のことでしたが、思い出した瞬間、風子のことを思い出して、隣にいたことがわかります。

 

この瞬間がすごく切なかったです…。

絶対に忘れないと思っていたのに忘れてしまい、それを風子本人が隣で聞いていること。胸が苦しくなります…。

 

 

そして、結婚式当日。

風子は頑張って生徒を招待していましたが、来ている生徒は朋也と渚だけ。誰もかれも風子のことを忘れてしまっているからです…。

それでも結婚式は行われ、朋也と渚は公子さんを校門で見送ろうとします。ですが、そこには驚きの光景が…!

 

そこにはたくさんの生徒が!!風子が結婚式に招待した生徒たちがいたんです!

みんな結婚式のことを思い出し、駆けつけてくれたんです…!

たくさんの人に祝われる公子さん夫婦!みんなに祝福される光景は感動的です…。

 

そして、朋也が公子さんに伝えます。ここまで大きな式になったのは、ここまで大きな祝福を集められたのは、誰よりもあなたの幸せを願った人がいたからだと…!

ありえないことかもしれないけど朋也と渚は、風子と一緒にいてくれたんだ、想いを伝えるために…と、公子さんはそれを察します。

 

ここで風子の姿が公子さんにも見えるようになります。いるはずがない風子が見えているんです。

そして、風子が公子さんに、「結婚おめでとう、ずっと幸せに…」って、抱きしめて言うんです…。

 

(。•́ωก̀。)

 

風が吹き目を開けると、そこには風子はいませんでした。

公子さんは風子の声が聞こえた、私たちが幸せになることがあの子も幸せな気持ちでいてくれると、前向きな気持ちで人生を歩んでいくことを決めました。

 

いるはずのない風子が、風子の想いがみんなの気持ちを変えて、幸せを生み出せたことに感動を覚える話でした。

 

クラナド1期22話最終話「影2つ」

いきなり1期の最終話に飛びます。

ここまで、朋也は渚の夢・演劇部を再建するために、いろんな努力をしてきました。

そして、いろんな人と絆を結んで頑張ったかいあって、無事に演劇部を再建して文化祭で演劇をすることになりました。

 

ですが、文化祭前日に事件が起こります。

渚はもともと体が弱く、そのせいで両親に申し訳ないことをしたと思っています。

そしてそれは思い違いではなく、自分の体の弱さのせいで両親の夢を諦めさせてしまったです。

 

体が弱くて幼い日に高熱で死にかけた経験があり、そのせいで父・秋生は役者を諦め、母・早苗は学校の先生を諦めます。

それを渚は知ってしまいます。自分のせいで夢を諦めさせた・自分が不幸にしてしまったと思います

 

この瞬間の渚がいたたまれません…。

自分のせいで人生を大好きな両親の夢を潰してしまった、そう思うと想像を絶する苦しみがあると思います。

 

さらに、渚は父・秋生が「絶対にプロになるぞー!」と意気込んでいる高校演劇優勝のビデオを見てしまいます。

実際プロになって、これから活躍していく父の夢を邪魔してしまった…。朋也は渚を励ましますが、その言葉はもう聞こえていません。

 

そして、始まる渚の演劇舞台。父の夢は邪魔したのに、自分だけ夢を叶えようとしているこの状況に涙を流します

そんな渚を見て僕は、涙を流してしまいそうになります…。朋也は渚が頑張って演じることを信じて幕を下ろしませんが、それも限界。幕を下ろそうとしたときに…!

 

秋生が現れます。

俺たちの夢は渚に託した!こどもの夢が親の夢なんだ!親っていうのはそんなもんなんだ!とぶっきらぼうながらも、渚に伝えます。

そのまっすぐな言葉・まっすぐな視線に胸を打たれました…。さらに、母・早苗も言葉を続けて応援し、朋也も続けて応援します。

 

その温かい言葉に涙が止まりません…。

そして、劇が始まります。まぁ劇の内容はいいんですけどね。

 

劇が終わり、朋也と渚はデートの約束をします。楽しそうな2人のデートが流れ、2人は学校にいます。

そこで朋也は渚に告白します。「あ、明日朝起きたら、俺達が恋人同士になってたら、面白いと思わないか?」と。きょとんとする渚。続ける朋也「好きだ、付き合ってくれ」と。

渚も涙を浮かべて喜んでいます…。シンプルにいいシーンでした。

 

CLANNAD 24話番外編 「もうひとつの世界 智代編」

本編の渚編ではなく、人気キャラ智代編のショートストーリー。

生徒会長になってある目的を果たしたい智代、素行不良で周囲の評判が悪い朋也、そんあ2人は付き合っています。

もう付き合っているところから、始まっているストーリーです。

 

智代は頑張ったかいあって、生徒会長に当選します。

ですが、生徒会長になってからも朋也と付き合っていることから、智代にも問題があるんじゃないかと噂されます。

ここに関しては、智代も悪い部分があります。朋也への連絡に校内放送を使ったり、朋也を起こしに部屋まで行っているところを他の生徒に見られたり。

 

こんなことから、生徒会のメンバーから朋也は言われてしまいます。

「どんな人間とつきあっているのかわかっているのか、坂上智代はもっと上まで行ける人間なのにあんたが足を引っ張っている」と。

そこで朋也は思います。自分が智代と出会わなければ、智代はもっと幸せだったんじゃないかと。

 

そして、朋也は言います。「別れよう、俺の想いは恋じゃなかったんだ」と。

でも朋也は智代が好きなんです。でも、智代の目的のためには、自分が邪魔なんだと自分の想いを押し殺します

この言葉をいう朋也を思うと、胸が苦しくなります…。

 

そして、時は流れ朋也の卒業式に…。

帰ろうとする朋也ですが、帰り道には生徒会長になって夢を叶えたことを報告にきた智代が待っていました。

智代は言葉を続けます。フラれたあの日よりも、もっと朋也が好きだと。

 

朋也はいいます。智代はもっといいところにいって、もっとたくさんの人に出会って、もっと上に行ける、智代の場所はここじゃないと。

でも、智代は朋也の隣にいることを選びます。どんな場所よりも、朋也の場所がいいと。朋也はそれに応えます、自分の智代の隣にいると。

 

2人は泣きながら抱き合います。

2人ともお互いが好きで、朋也は智代のために身を引こうとしますが、智代はどんなにいい場所よりも朋也が大事なんです。

泣き崩れる2人の想いが、それぞれを想い合っているがわかったとき、涙が止まりませんでした

 

1話限りのショートストーリーでしたが、胸が熱くなる話でした。

 

クラナド2期の感動シーン

 

続いてクラナド2期AfterStoryの感動できるシーンです。

2期の方が感極まるシーンが多く、号泣していまいます。

 

2期ではより深く家族愛が描かれています。

幸せな家族が欲しい、娘が欲しいという気持ちで一杯になります。

 

クラナド2期4話「あの日と同じ笑顔で」

2期最初の感動ストーリーは、朋也の悪友・春原とその妹・芽衣の家族愛です。

サッカー部で問題を起こして落ちぶれていった春原を、どうにか更生させたい芽生は、サッカー部への復帰への手助けを朋也と渚に求めます。

 

それは難しいと考える朋也ですが、その頼みを聞きサッカー部に話をつけに行きます。

「春原なんかサッカー部に入れるわけないだろ!」と一蹴されてしまいます。ですが、なんとか食らいつき話をするところまで取り付けます。

 

でも、そこからサッカー部の嫌がらせが始まります。

ボール拾いをさせられ、わざとボールを当てられたりと、胸糞時間でした。結局春原をサッカー部に入れる気はなく、ただ朋也たちに嫌がらせをする時間でした。

そして、芽衣にも嫌がらせをします。春原の悪口を言ったり、腕を掴んだり、芽生を見ているだけで胸が苦しくなります…。

 

そんな光景に朋也は我慢ができず手を出しそうになりますが、多勢に無勢…。

そこに現れるお兄ちゃん・春原!

「芽衣を泣かせる奴は、僕が許さないからな!!」と、登場します。ここで、ホロリと涙が零れそうになりました。

 

サッカー部と殴り合う春原と朋也ですが、さすがに無理があり2人はボロボロに…。

朋也は春原になんでもっと芽衣に構ってやらなかったとキレて、2人は殴り合います。朋也は芽衣と恋人のフリをして、春原を炊きつけていたんですね。

でも、春原は朋也だからいいと思ったんだと、思いの丈をぶつけます。雨の中、2人はもっとボロボロに…。

そこで、芽生が彼氏のフリをしていたことを告げ、事態は収拾します。

 

翌日、ボロボロの2人は顔を合わせます。

殴り合った2人は、互いの顔をみて大笑い。春原と朋也、2人の絆が強くなった瞬間です。

朋也と春原は1年生からの悪友で、朋也も後日談で「春原がいなかったら学校をやめていただろう」と語っています。

 

恋愛以外で、こうした強い絆を結べた朋也は幸せだと思います

春原は場の空気を和ませてくれたり、バカをやってくれたり、素直なバカで愛されています。

語尾に「それと、便座カバー」をつける名言キャラとしても有名です。朋也の悪ふざけで、そうなっているんですが(笑)

 

人生でこういった友達を作れたらと思いました。

 

クラナド2期12話「突然の出来事」

12話は、朋也の職場の先輩でもあり公子さんの夫でもある芳野祐介の過去話と、朋也と渚の人生が大きく変わる話です。

 

芳野は学生時代、音楽をしていました。

恥ずかしいラブソングを褒めてくれたのが将来の妻・公子さんで、その言葉が嬉しくてプロになることを決意します。

「プロになったら付き合って欲しい!」と公子さんに告げ、その決意は実を結び、プロになり有名になっていきます。

 

ですが、プロになって有名になった芳野の歌は、彼だけの歌ではありませんでした

あるテレビ番組の企画で孤児院を訪れた芳野は、彼の歌で救われた子供たちと出会います。

そして、「会ったことのない、何千人何万の人達」のために歌を歌わないといけないと気付いてしまいます

 

それに気づいた芳野は歌を作れなくなります。

自分の感じていた現実より過酷で壮絶な現実があって、自分が薄っぺらく浅く感じてしまったからです。

そこにさらに追い打ちがかけられます。芳野の歌で救われた孤児院の少年が、罪を犯してしまいます。何より、芳野の歌を心待ちにしていた少年がです。

 

少年は芳野の歌を聞いていると、心が落ち着く・安心すると言っていました。

それを知っていた芳野は、「歌を作れなくなった自分のせいだ」と、さらに自分自身を追い詰めてしまいます。

何かを歌わなくてはいけない、でも何も歌えない。それでも、芳野は歌うことをやめられません

 

そこで芳野は、最悪の方法を取ってしまいます。それはドラッグです。

でも、そんな状態で歌った歌が誰かの心に届くことはなく、誰も芳野の歌を聴くことはありませんでした。

犯罪を犯してしまった芳野には、居場所はなく「ただ帰りたい…」とそう思いました。

 

気づけば芳野は、公子さんと約束したバス停に返ってきました。

そして、そこには公子さんが…。「まだ音楽は続けてる?」と、公子さんが聞きます。

そこで芳野はボロ泣き…、僕もボロ泣き…。

 

芳野は気付きました、誰かのための歌じゃなくて、大切な人のために歌うべきだったと。そして、救われた芳野…。公子さんと結ばれてよかったと思います。

公子さんと結ばれたのも朋也と渚が、風子と一緒に幸せになって欲しいと願い、結婚式を開いたからです。

そして、そこで紡がれた絆が、次は朋也たちを助けてくれます。そうした人の絆にもジーンと心に響くものがありました

 

この話を聞いた朋也ですが、突然芳野と社長から転職をしないかと持ち掛けられます。

クビではなく、もっと大きな会社で責任感のある立場にならないかという話でした。

今の職場での頑張りを認められ、給料は上がります。それは、朋也によってもとてもいい話です。少し悩みますが、渚と相談して朋也はその話を受けることに決めます。

 

ですが、喜べたのは束の間…。

朋也の父がヤバいもの(何かは言及されていません。)を取引してしまい、捕まります。

そして、それを知った転職先は朋也の転職先を失くしてしまいます。これまで、父親と上手くいってなかった朋也は爆発します。

 

怒り、どうしようもない怒りがこみ上げてきます。

いい思い出がないこの町から出ないかと、渚に話をします。ですが、渚は逃げてはダメだといいます。

「この町を出るのはいいです、でも前向きな気持ちでないと、この町が帰ってくる場所ではなくなるから」といいます。確かに…と思いました。

 

朋也はそう言われたこともあり、父がいる刑務所へ…。

父と言葉を交わそうとするも、何も言わず笑うだけの父親にキレてしまいます。

父との距離に絶望を感じ、やるせない思い・どうしようもない思いがこみ上げてきます…。

 

朋也は何かに当たらず気が済まず、石塀に拳を叩きつけます…。皮が裂け、血が滲み、それはとても悲惨です…。

朋也の心を表しているようで、とても悲痛です…。そんな朋也を渚は抱きしめ、崩れ落ちる2人…。

 

そして、当然のプロポーズ。

「渚…、結婚しよう…。」

きっと、今回の事件で朋也は渚をよりかけがえのない存在だと感じていたのでしょう。

それに対して、渚は「はい。」と即答です。朋也は「こんなに情けない自分でいいのか?」と聞きます。

渚も「自分も情けないです、でも2人一緒なら強くなれます!」と、一緒にいようと言ってくれます。

 

このシーンに僕はボロ泣きです。

こんな自分でも受け入れてくれる人がいる・信じてくれる人がいる・愛してくれる人がいる、それだけで生きてきた価値を感じます

そんな2人を見ていると、涙が零れてきます…。2人が結婚して、幸せになって欲しいと心から思いました。

 

クラナド2期18話大地の果て

クラナド最大の感動ポイントです。

このシーンを見た人は、きっと家族が欲しくなる・娘が欲しくなります。

 

朋也は渚が結婚し、汐(うしお)という娘が生まれます

ですが、元々体が弱かった渚は、汐を生んだときに命を落としてしまいます

朋也は失意の最中、生きる目的もなく生きています。仕事をして、暇をつぶして、仕事をしているだけ…。

 

そして、汐が生まれて5年が経ちます。その間、朋也は汐のことは、早苗と秋生に任せっきりです。

きっと、渚の面影がある汐といるのが辛かったり、汐が生まれなかったら渚は生きていたなど、複雑な心境なんだと思います。

 

ある日、何もしていない朋也の前に早苗が現れ、「デートをしましょう!」といいます。

朋也は汐の世話を早苗・秋生に任せきりでしたから頭が上がりません。そして、押し切られ「みんな」で旅行することに。

旅行当日、古河家に行く朋也。ですが、そこには早苗・秋生の姿はなく、いるのは汐だけ。

 

渚の面影があり、とてもかわいい汐です。

朋也は会話はするものの、どこかよそよそしく、とても家族とは思えません。

ですが、おもちゃを直してあげたり、ご飯を作ってあげたり、気には欠けている様子です。

 

いつまで経っても早苗と秋生は帰ってこず、朋也はようやく決心します。汐と2人で旅行に行くことを。

汐もようやくお父さんと一緒に出掛けられて、とても嬉しそうです。(ここまで17話の話なんです。)

汐が歩くだけでなく、嬉しくてスキップに変わっていきます。それがEDとそのまま繋がるんですが、それにまず感動しました

 

そして、旅行が始まります。

旅行に行く列車の中、朋也はある親子連れにキレてしまいます。

自分にはもう渚がいない…、それなのに幸せそうな親子をみて辛かったのでしょう。朋也のことを考えると、胸が苦しくなります…。

 

大声でキレ散らかす朋也をみて、汐はどこかに消えてしまいます。

朋也は汐を探し、トイレで見つけます。汐は泣いていました。

早苗から、「泣いていいのは…トイレの中だけ」と教えられたから、トイレで隠れて泣いていたんですね。

 

そして、2人は旅行の乗り換えなのか、駅のホームを歩いています。朋也は2人の空気を換えるために、おもちゃ屋さんに寄って汐におもちゃを買ってあげます。

でも、汐はなかなか決められず、めんどくさくなったのか、朋也は適当にロボットのおもちゃを勧めます。

汐は目をキラつかせ、朋也に買ってもらったおもちゃで楽しく遊んでいます…。あとのシーンを考えると、このシーンはとても感動的です…。

 

2人は目的の旅館に着き、1晩過ごします。

そして、2日目。少し落ち着いたのか、綺麗な花畑を汐にもっと見せようと肩車してあげたりと、父親らしいことをしてあげます。

このシーンだけでも、胸を打たれました…。

 

しかし、その花畑で汐は、朋也に買ってもらったロボットのおもちゃを失くしてしまいます。

朋也も探しますが見つからず、「また同じものを買ってやるから」といいますが、汐は「あれがいい!」の一点張り。

頑固だなと飽きれた朋也は、座って休もうとしたときにふと思い出します。この光景を、過去に見ていたことを。

 

朋也は思い出そうと、記憶をたどり歩いているうちに一人の女性に会います。

その女性は早苗が連絡を取っていてくれた、朋也の祖母です。祖母は語ります。朋也の父のことを、どんな人生だったのかを

どうにか朋也だけは、自分の手で育てようとした父の話を。

 

朋也の記憶には、よくない父の記憶しかありません。

ですが、祖母の話を聞いて、幼い頃の父の姿を思い出します。おもちゃを買ってもらったり、お菓子を買ってもらったり、優しく微笑んでいる父親を思い出します

思い出して、自分の方がダメな父親なんだと自覚します。ちゃんとしよう、汐を向き合うと決意します。

 

ここから最高の感動シーン。

朋也は祖母とともに、汐が待っている花畑まで戻ってきます。

まだロボットのおもちゃを探している汐に、もう見つからないから諦めようと声をかけます。

 

汐は「あれは1つだけだから…」といいますが、朋也は「売店に一杯売ってたろ?」ときょとんとしています。

「選んでくれて買ってくれたものだから…、パパが初めて買ってくれたものだから…!」といわれ、ハッとする朋也…。

「今までダメなパパだったけど、これから汐のために頑張るから、そばにいいかな…!」って言うんですよ……!!

汐がうなずいて、「そばにいて欲しい…!」って言うんです…!

 

朋也の表情が優しくなり、小さい子供に寄り添う距離感になって、理想の父親へと変わっていきます

渚はもういないけど、いないからこそ渚が残した汐と真剣に向き合うことが、自分にできる最大のことなんだと気付きます

 

そして、帰りの電車で朋也は汐に、今までできなかった渚の話をします。

渚を思い出さないようにしていた朋也は、いままで汐に渚の話をしていませんでしたが、父親の自覚が芽生えた朋也の心境が変化したのでしょう。

渚がどんな人だったのか、渚のことを思い出しながら話す朋也は、涙が零れて落ちます…。…僕からも涙が零れています。

 

2人は仲睦まじい親子へと、姿を変えていきます。

誰よりも汐のことを考える理想の父親へ、今まで触れられなかった父の愛情を求める子へ

このシーンは何回見ても、いつ見ても涙が止まりません…。

 

アニメ、クラナドで最も感動できるお話でした。

家族愛って素敵なんだな、誰かを想う気持ちは尊いんだ、そう思えます。

 

クラナド2期19~最終話まで

朋也と汐は、旅行から戻り古河家へと帰ってきます。

そこから、朋也は今まで、汐を早苗や秋生に任せきりにしていたことをお詫びし、これからは汐と幸せになると誓います

朋也の本気の決意を感じます。

 

そして、その夜。

早苗は頑張って汐を育ててくれていました。愛娘を失っても気丈に振舞って、頑張って……。

でも、それも朋也が父親の自覚を持ったことで、頑張らなくよくなったんです。

 

渚が亡くなったこと、それを悲しむ余裕もなく汐を育てないといけませんでした。

でも、それが早苗の心を支えてくれていたんです。やるべきことがあったから、自分を見失わず生きてこられたんです…。

そんな早苗の心に秋生は気付いていて、「もう泣いてもいいんだ…」といいます。

いつも強くて笑顔な早苗が初めて見せる弱い部分、そんなシーンに胸を打たれました…。

 

朋也はその話を聞いていて、さらに決意を固めました。今まで嫌悪の象徴だった父の元へ行きます。

今まで頑張ってくれたこと・自分を犠牲にして育ててくれたこと・自分の思いの丈をぶつけ、もう頑張らなくていいんだと告げます。

すると、父親がポツリと「俺は…やり終えたのだろうか?」、朋也を立派な大人へと育てることができたのだろうかという思いでしょう。

 

朋也は立派にやってくれた、もう十分だと告げると、父親は「そうか…いつの間にかやり終えていたのか…それはよかった…よかった……」と、安心した表情を浮かべます。

そして、お風呂で父の背中を流すシーンで2人は和解したことを表現しています。

 

翌日、父親は祖母の元へ帰ることに。帰るときに、明也は涙を浮かべながら、「体に気をつけろよ、酒もたばこも気をつけろよ…、絶対恩返しにいくからな…!」

そんな明也に優しく声をかける父親…、その姿は立派な父親で、仲が悪かった2人はどこにもいませんでした…

 

 

そして、幸せな時間が流れます。ですが、その時間はあまりにも短かったのです

汐は渚と同じ、原因不明の病にかかっていたのです。高熱を出し、自分では動けない、着替えもできない…。幼い汐・渚を失った朋也にはあまりに厳しい現実です。

 

汐の高熱は何日経っても、数ヶ月経っても、収まることはありません。

朋也はそんな汐のそばにいたくて、退職を決めます。退職届けを出し、帰ろうとする朋也の前に芳野が…。

 

ともに仕事をしてきて、信頼関係を築いてきた2人…。

芳野は仕事で使うドライバーを朋也に渡し、朋也の持つドライバーを渡すように言います。

「汐ちゃんがよくなったら戻って来い。それまで借りててやるから」と、とてもカッコいいです。こんな先輩が欲しい人生でした…

 

ですが、汐はいつまで経っても良くなりません…。

いつまで経ってもいつまで経っても、汐は高熱を出したまま…。

朋也は汐をお願いを聞いて、少しでも気を紛らわせようとします。すると、汐は「またパパと旅行に行きたい」と。

さすがにそれは聞けない朋也は、その日ははぐらかします。

 

でも、いつまで経っても汐は良くならず、それでも汐は「旅行に行きたい」と。

それはできないといいますが、「今行きたい、今日じゃなきゃダメ」と汐も引き下がりません。まるで自分の死期を悟っているかのように。

朋也はこの願いを聞き入れます。

 

雪の中、2人はまた旅行を始めます。

高熱でまともに歩けないはずの汐も、健気に歩こうとして少しずつ進んでいきます。

ですが、汐は倒れてしまい、「ここはどこ?もう電車の中?暗い…夜なの?」と朋也に聞いてしまいます。もう目が見えていないんです…。

 

雪の中、崩れ落ちた汐を朋也は抱きしめています。

汐を心配している朋也に、汐は一言「…パパ、…大好き」といいますそのシーンは涙なしでは見れません…。

そして、滑り落ちる汐の手…、汐も亡くなってしまいました…。

 

泣き叫ぶ朋也、泣き崩れる僕がそこにはいました。

 

そして、朋也は思います。「渚と出会わなければよかったのかもしれない」と。

渚と出会わなければ、渚は生きて幸せになったかもしれない。出会わない方がよかったんじゃないかと。

あの坂道で、声をかけなければ……と。

 

ですが、朋也はその後悔を振り切ります…!

渚と出会ったこと・汐が生まれたことに、後悔はなく、それがあったから幸せだったことを受け入れます。

そして、ここで朋也が今まで頑張ってきた、人を助けてきたこと・願いを叶えてきたことで、朋也の願いも受け入れられます。

 

渚が汐を生んだその日へ、別の世界へと移動します。渚が汐を生んでも死なず、汐も死なない世界へと。

今までの朋也の苦難・時間を思うと、涙が止まりません……!

渚が生きて、汐が生きて、みんな幸せになっていきます。少しずつ成長していく汐を、見守る朋也と渚。幸せな家族がそこにあります…。

 

(。•́ωก̀。)

 

アニメクラナドは泣ける・感動できるって話まとめ。

まとめ

 

今回は、アニメクラナドが泣ける・感動できるって話をまとめました。

正直、みんなに見て欲しいアニメです。

 

友達、仲間、家族、いろんな形の絆や愛を紡いでいくことで、幸せに繋がる物語でした。

きっと、こういった絆や愛を紡いでいくこと・頑張ることが、人生なんだと思いました僕なりの「クラナドは人生」と言われる答えです。

 

ぜひ、アニメ・クラナドを見てください。全48話ですが、あっという間です。

渚以外のストーリーを楽しみたい人は、ゲームをプレイしてみてください!

 

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