「ドパガキ」という言葉を知っているだろうか?
僕は最近知ったのだが、SNSやゲーム、ショート動画などの簡単に得られる刺激を追い続けて集中力が続かない人のことを言うらしい。(参考:pixiv)
流石にガキという年齢でもないが、僕もそういう部分がある自覚はある。というか、現代人はスマホのせいで少なからずこういう側面を持っているのではないかとは思う。
僕にも少なからず簡単に得られる刺激を求めている部分はあるだろう。
そんな現代を生きる準ドパガキとも言える僕だが、今、平成初期のゲームをやったら楽しめるのか?と思った。利便さの欠片もない不便さたっぷりの平成初期のゲームをだ。

その検証に選んだのが、テリーのワンダーランドRETRO(以下テリワン)だ。
好きな配信者さんがDQM3をプレイしていてモンスターズをやりたくなったのと、小さい時にミレーユにボコられた覚えがあったので、クリアしたいと思ったのだ。
テリワンは1998年に発売したゲームなのだが、なぜこのゲームをプレイしたのかは覚えてない。一回り近く離れた兄がいるから、そのおかげで遊んでたのかもしれない。
テリワンRETROはSwitchに移植されて多少便利になったとはいえ、ゲーム内容はほとんどそのまま移植されている。つまり、平成初期の不便さは大体そのままなのだ。
普通なら移動速度の遅さ、配合システムの不便さ、アイテムやスキルの説明もほとんどないと、令和のドパガキなら耐えられなさそうだが……………

たっぷり遊べちゃうんだよな。
セール中だったので990円で購入したのだが、たっぷり37時間も遊んでしまった。モンスター図鑑を全部埋めようとしたらもっと遊べるだろうな。
プレイしていて確かに不便なところはたくさんあったし、こうしたらもっと便利だと思うことはあったが、毎日楽しく遊んだ。毎日ニコニコである。ドパガキ気質ではあるはずなのだが、なぜ不便さに耐えられたのか?なぜ楽しめのか?を考えてみた。

1つは平成初期のゲームだからと、「不便さを覚悟していたこと」が大きい。
幼い時にプレイしていたこともあって、移動や配合の不便さを朧気だが覚えていた。それを受け入れる気でプレイし始めたので楽しめたというのはありそう。
プロレスラーもどんな攻撃を食らっても耐えられるのは「攻撃される前に覚悟しているから」と言ってたし、それを同じ原理だろう。受け入れるつもりがあれば全然耐えられる。

たとえアイテムが持てなくてもイラつかない。
テリワンでは20個しかアイテムが持てない上に、同じアイテムでもスタックしないため、アイテム管理がすごく大変だ。モンスターを仲間にする肉系をたくさん持つと回復アイテムが持てなかったりする。
モンスターの特技も1体につき8個までしか覚えられないと、今で考えるとかなり不便だと言えるだろう。それでも覚悟を持って始めたからすっごく楽しめた。
テリワンのダウンロードサイズ54MBなんだぜ?54MBで37時間遊べるってコスパよすぎだろ。

2つ目は懐かしさに浸りながら楽しめたこと。
幼い日の微かに覚えていることを思い出しながら楽しめたのはかなり大きく、プレイしながら「あー!こんなのあった!」とか「そんなシステムだったわ!」とか声を出しながら楽しめた。
例えば同じレベルのモンスターでもモンスターによって成長速度が違い、レベル1からのレベルアップまでの必要経験値が50倍くらい違うのだ。鳥系ならすぐレベルが上がるが、魔王系はすっごく遅かったりと、懐かしいと思いながらシステムの不便さを噛み締められた。
他にも「同じモンスターを2体倒したのに経験値が奇数になる」という謎の仕様があり、幼いながらに不思議に思ったりもした。
算数的に考えたら絶対に奇数になるはずがないのに、なぜか奇数になるのだ。あくまで予想だが、同じモンスターでもステータスが一部違って、それに応じて経験値が違うのだと思う。そんな幼い日の疑問を思い出すのも楽しかった。

あとはミレーユとの戦いも思い出深い。
テリーは連れ去られたミレーユと一緒に帰るためにまもの使いになるのだが、願いを叶えるほしふりの大会で最後の障壁となるのがミレーユなのだ。
一緒に帰りたいのに、まもの使いになって邪魔してくるミレーユ。ミレーユも帰るのが目的なはずなのに、本来の目的を忘れないで欲しい。一番のドパガキはミレーユだろ。

ドパガキミレーユのパーティーはメタルキング、コアトル、にじくじゃくであり、このにじくじゃくが凶悪なのだ。幼い日の僕は何度ミレーユに煮え湯を飲まされたことか……………

にじくじゃくは開幕に速攻でマダンテを撃ってくる。
幼い日の僕はわけがわからず全体大ダメージをくらい、そのまま立て直せないままに敗れた。何度もやっても勝てなかったのだが、諦めずに再戦してなんとか勝てた記憶がある。
しかし、大人になった僕はミレーユをワンパンした。
魔人斬りで倒れるメタルキング、イオナズンしかできないコアトル、マダンテでMPがなくなったにわとり、僕の育てたモンスターの前には無力も等しい。
爽快感もありながら虚無感も感じてしまう。あまりにも強くなりすぎてしまった、もはや最強なんじゃないのか!?と思ってしまう。

ミレーユを倒した後は無事に家に帰ることができてクリアになるのだが、テリーの冒険はまだ終わらない。
ほしふりの大会クリア後に挑戦できるステージにはシリーズに登場する魔王たちと戦うことができ、その強さを思う存分味わうことはできるわけd
……………ダメだ!どの魔王も弱い!
どいつもこいつも1回しか攻撃してこない!こっちは3体いるんだぞ!1回攻撃で勝てるわけないだろ!
体力オバケのロックちょうがバフを管理し、ほぼ無敵の耐性と圧倒的な防御力を誇るゴールデンスライムが仁王立ちで守り、攻撃力最強のキングレオがばくれつけんで殴り倒す!これだけで全ての魔王を粉砕できた。圧倒的すぎる。
誰か僕といい勝負できる相手はいないのか!?手に汗握る戦いができる敵はいないのか!?僕より強いやつに会いに行きたい!僕がやっていたゲームはストリートファイターかよ!

いた!!
テリーの師匠とも言える最強のモンスター使い・モンじい!全てのモンスター使いの頂点に立つ存在であり、このゲーム最強の敵とも言える存在だ!
従えるモンスターは奇しくも同じゴールデンスライムに、ドラゴン系最強のしんりゅう、植物系最強のローズバトラーだ。さすがに一筋縄ではいかなさそうd

瞬殺だ……………。
ほぼ無敵とも言える耐性と防御力を誇るゴールデンスライムも圧倒的なパワーで殴れば倒れたし、しんりゅうとローズバトラーの攻撃はこちらのベホマズンで瞬時に回復する。何も通用させないし、こちらの攻撃だけが通る。
上の画像と比べるとわかるが、こちらのHPは一切減っていない、たったの1も減ってない。MPがちょっとだけ減ってるくらいだ。
モンスターズシリーズの最強の敵と言えばモンスターじいさんであり、僕と戦えるやつはもう誰もいないんだな…………。そう考えると寂しくなってくる。これでテリワンもクリアか。

それでも僕のテリワンはまだ終わらない。
強い敵を倒した時はもちろん楽しいが、モンスターズの醍醐味は配合して好きなモンスター・強いモンスターを作ることにある。
どうやらテリワンには「ダークドレアム」というとんでもなく強いモンスターがいるらしく、どうせなら作ってみたいと思った。
ダークドレアムを作るにはりゅうおう、シドー、ムドー、バラモス、ゾーマなど、シリーズの魔王たちを作る必要があり、配合難易度・手間は困難を極める。
さすがにノーヒントで作るのは不可能なので、攻略を見ながら配合を進めていく。配合してはレベルを上げ、配合してはレベルを上げていく。はぐれメタルを何度も何度も狩りに出かける。

およそ10時間ほどだろうか、レベル上げと配合を繰り返すことで、ついにダークドレアムを生み出せた!
必要モンスターを集めるために他国マスターのモンスターを奪い、各シリーズの魔王を生み出しては配合し、その果てにダークドレアムを生み出せた。彼の力を振るう敵はもういないのに。
これでテリワンもいよいよクリアだな……と思ったが、最強モンスターがレベル1なのはダサくないか?と思ったので真の最強にしたいということで……………

ダークドレアム1人ではぐれメタル狩りだぁ!
攻撃力が400ほどあればメタル系モンスターにもダメージが通ることは確認できており、レベル1の時点で条件はクリアしていた。生まれながらにして最強モンスターだ。
3体編成で狩れば楽なのだが、そうすると経験値も3等分されてしまうので効率が悪い。ロックちょうもゴールデンスライムもカンストしていたので、レベル1のよちよち状態で頑張ってもらうことにした。
しかし、何度も配合を繰り返したおかげでよちよち状態でも最強であり、レベル30くらいでHPと攻撃力はすぐに999まで上がった。この時点でモンじいを屠ったキングレオよりも強い。
そんなはぐれメタル狩りを続けること2時間ほどだろうか、何度も逃げられ、何度もばくれつけんをぶち込んだ結果……………

ついに最強ダークドレアムができた!
キングレオよりも攻撃力が高く、ゴールデンスライムと同等の防御力を誇り、どのモンスターよりもカッコいい!やりきった感がすごいぞ!!
最強の力を振るうべき相手はもういないが、テリワンをやりきった感はある!あとはやり込むとしたらモンスター図鑑を埋めるくらいだろうか。
正直、不便なところはたくさんあったが、令和を生きる準ドパガキの僕でも平成初期のゲームはしっかり楽しめた。ドパガキでもちゃんとした面白いゲームであれば、不便さを乗り越え、じっくりと楽しめるもんだな。
本当にドパガキだったらダークドレアムを作るのも無理だろうし、ダークドレアムLv.99まで上げられないだろう。僕がドパガキではない証明ができたな。次からはスケベなガキ、スケガキと呼んで欲しい。もっと不名誉になってないか?
2026 年12 月3 日(木)にマルチプラットフォームで世界同時発売が決定した、『ドラゴンクエストモンスターズ4 枯れ木の国のビアンカ・フローラ』の最新情報を記事にいたしました☺
本作の概要やキャラクターボイスの情報、そして気になるあの新モンスターも紹介していますのでぜひご覧ください✨… https://t.co/n5qNBxtOUj pic.twitter.com/Dg4VK5dhKT— ドラゴンクエスト宣伝担当 (@DQ_PR) June 12, 2026
ちなみに今年の12月にはモンスターズ4が出るぞ!
テリワンをクリアしたので僕もプレイしてみたいと考えている。ただ、モンスターズ3が不評らしく、それを同じような仕様ということで発売前から賛否の意見が飛び交っているようだ。
- モンスター数が少ない(500種以上)
- 大きいサイズがない?
- 便利要素がDLC
などなど、いろんな意見があるみたいだった。
モンスター数やサイズに関してはテリワンをやったばかりの僕からすれば何も関係ないだが、便利要素がDLCなのは確かになぁと思うところがある。
それはゲーム内に最初から入れておいて欲しい感はある、便利要素や強くなるための要素が課金なのはソシャゲみたいじゃないか。買い切りソフトならそれだけで完結して欲しい。
あと「DLCじゃないとダメな理由が見えない」のもデカいかもな。
「こういう理由があるからDLCなんです!」という明確な理由がないから、ユーザーに負担をかける課金要素に見えてしまう。別々にする理由が見えない。
便利なシステムだからこそ使いたくない!って人もいるかもだが、それは個人の問題だしな。DLCでないとダメな理由にはならない。
DLCは追加ストーリーや衣装という印象があり、便利要素を入れるものではないと思っている。より楽しむためのものがDLC、快適さ・便利さを入れるのはアプデって感じがする。
どうせならお金を払うなら不便さを払拭するものではなく、楽しさにお金を払いたいしな。ゲーマーは大体そうだと思うが。
まぁ、まだ全然情報も出てないし、発売日直近になってから判断するのも遅くないだろう。それまでは楽しみにしながら待つとしよう。
そんなことよりもビアンカとフローラ、どっちにするぅ!?
幼い日にドラクエ5をやった時は天空装備が必要だからとフローラを選んだ覚えがあるが、モンスターズ4ではそういうしがらみはない!好きな方を選んで旅できるみたいだぞ!
操作キャラがどっちになるかという話だと思うので2人の掛け合いは見れると思うのだが、それでも好きな方を選びたいよなぁ。
今の気持ちで言うとフローラの方が可愛いと思うからフローラを選びたいが……………、買うまでには決めておきたいな。決めておかないとどっちを選ぶかどうかだけで1日終わりそうだ。
ビアンカもフローラも可愛いよなぁ……………。




