ドラゴンクエスト7Reimagined(リイマジンド)が2月5日、steam版が2月6日に発売されるということで、遅ればせながら体験版を遊んでみた。「再構成された」という意味があるReimaginedをタイトルに冠する辺り、ただのリメイク版ではないというこだわりを感じた。
ドラクエ7は子どもの時に一度クリアしたことがあり、その当時の記憶が思い出せたのも心を刺激した。「あぁ~!こんなのあったなぁ!」「ここって重要な場所だった気がする!」とか、懐かしさを感じた。
当時の記憶としてはこんな思い出がある。僕の兄もプレイをしており、「このモンスターが落とすアイテムゲットしたら200円やるわ」と言われて、ずっと同じモンスターを倒していたのを覚えている。爆弾岩をずっと倒していた。1時間ほど戦い通して目当てのものを手に入れたが結局200円はもらえなかった。
他にも次のステージに石板がどこにあるのかわからず、一度そこで心が折れた覚えもある。確か石板の位置を押してくれるおばあさんがいて「ちいさなメダルのところにあるよ~」って教えてもらったのはいいが、ようするにちいさなメダルを集めないといけなくて詰んだのだ。
その他にもダーマ神殿の入る前のボス敵だったり、種泥棒だったり、とあるモンスターの生死だったりと、思い出がたくさん詰まった作品だ。
楽しんだ思い出もたくさんあるし、苦労した思い出もたくさんある。全てのドラクエ作品を遊んでいるわけではないが、最も心に残った作品はドラクエ7かもしれない。
そんなドラクエ7Reをプレイしてみわけだが、かなりワクワクした。
当時のことを思い出させてくれて懐かしい気持ちになったのも心打たれたし、それでいて新鮮さを感じさせてくれるのも忘れてない。懐かしくも新鮮で、ワクワクが止まらないのだ。もちろん懐かしいから面白く感じるのではなく、冒険の始まり方がワクワクさせられて面白いのだ。

ドラクエ7の冒険は使命や血筋ではなく、好奇心・冒険心から始まる。つまり、誰かに強いられているわけではなく、そうしたいから!という純粋な気持ちで始まっているのだ。
「世界にはこの島しか存在しない」という常識を信じず、まだ知らない世界を自分たちの足で見つけ、目にとらえ、肌に感じる、そんな幼い頃の冒険心を感じさせるのだ。ワクワクしないわけがない。
ドラクエシリーズのイメージと言えば「お前は勇者だ!世界を救うのだ!」と言われるイメージなのだが、ドラクエ7は世界を知りたいという気持ちだけで始まっており、その心に突き動かされて世界を本当に冒険していく。
抑えきれない冒険心のままに世界を知ることになり、自分たちだけにできることを見つけ、世界を救う冒険になっていくのだろう。楽しみで仕方ない。

また、ドラクエ7はドラクエシリーズの中でも1.2を争うくらいストーリーが重いと言われている。原作ぶりに遊んだのでそういう印象だったのは覚えていたが、最初の島でその重みを心に刻み込まれた。
どういうストーリーなのかはこれから遊ぶ人もいるかもしれないので言わないが、遊んだ人は「最初の島でこの重さ!?初冒険で背負っていい重さじゃねぇぞ!?」と思うことだろう。
そういう重いストーリーだと知っていると、度々出てくる選択肢の意味・重要性も変わってくる。村の子どもに勇気の出る人形を渡すかどうかというだけなのに「本当に渡しますか?」と聞かれるとすっごく怖い。
「何?!この人形にそこまでの意味が!?気軽にプレゼントしちゃダメなの!?」ってなって、今までのストーリー、人形の意味など考えるようになった。
ドラクエ7はプレイヤーの選択によって町一つが平気で更地になるので、本当に自分のことのように真剣に考えて選ぶくらいがいいのかもしれない。選択肢一つが町が消し飛ぶ、こんなゲームは中々ない。

ストーリーの重さ、選択肢の重要性はこれから実際プレイしてもらうとして、ドラクエならではのコマンドバトルも一工夫も二工夫も加えられてテンポよく面白くなっている。
バトルスピードを三段階で選択できるから時短ができたり、オートバトルでコマンド選択せずとも戦えたり、キャラが行動したらすぐに次のキャラが行動したりと、とにかくテンポがいい、サクサク進む。
バトルのテンポがよくなっただけでなく、シンボルエンカウントなのもいい。戦いたいタイミングをある程度選べるから自分の好きなように冒険できるのが楽しい。敵との闘いがストレスにならない。

もちろんテンポ感がよくなっただけでなく、バトルシステムも一味変わっている。
新たに「バースト」なる要素が追加されており、職業によって使える能力が違うらしい。主人公の初期職業だと味方全体に攻撃1回無効化が使えるのだが、初期能力でこんなに強い能力が使えるとなると先にはどんな能力があるのかワクワクが止まらない。ドラクエ7はいろんな職業に転職できる作品なので、職業とバーストを上手く掛け合わせた新しい戦い方も見つかるかもしれない。

そしてドラクエ7と言えば石板!
ふしぎな石板を台座にはめることで新たな大陸への道を開くことができるようになり、これを何度も繰り返して世界に照らしていくのだ。
原作だと「この石板はどの台座のだよぉ!」ってなことがあったり、パズルのように回転させてハメたりと、ひと手間あったのだがドラクエ7Reではそれがない。石板を選択するだけで勝手にハマるようになっている。
ただ、自動的に全てがハマるわけではなく、プレイヤーがボタンを押すことで石板がハマっていくのだ。僕らはゲームにプレイさせられているわけではなく「自分で石板をはめて、自分から冒険している」のだ。
させられているのではなく、自分で選べるようになっている。ここもこだわりというか、思いを感じる演出だ。

あと、原作と明確に違うのは声、演出の豪華さだ。
声が入ることで物語の重み、深みがいっそう強く感じられるし、最新技術で細かに描写される演出は見るだけでワクワクさせられる。
やっぱり声が入るだけでゲームの深みが結構変わってくると思う、ストーリー重視のゲームだったらなおさらだ。僕は会話を全て聞くわけではないが、やはり声が入っているかどうかで随分と印象が違う。
……プレイ開始1分、聞こえてくるキーファの声は聞きなじみがある……!
イケメンなのに顎が長くて口に缶を丸ごと入れてそうな声だ…!短パンのアイドル衣装で踊ってそうな声だ…!味の素のCMをやってそうな声だ…!宮野真守さんだ!「えぇ!楽しみなんだが!これからの冒険楽しみなんだが!」となってくる!
そしてマリベルの声は悠木碧さん!「可愛いんだが!?マリベル可愛いんだがぁ!!」となってきちゃう!ドラクエ7Re楽しみなんだが!!
ただでさえワクワクが止まらなかった冒険にドキドキまで足されちゃったのだが!?ワクワクドキドキなのだが!?あと足りないのはムチムチだけでは!?

そんなドラクエ7Reimaginedは2月5日(steam版は6日)に発売される。
今年の目標を書いた記事で「2026年はRPGをたくさんプレイしたい」と言っていたのだが、2作目はドラクエ7Reになりそうだ。ちなみに1作目はペルソナ4Gをクリアした。
2月はいろいろと忙しくなりそうだが、ブログ更新は変わらず頑張っていくつもりである。


