メインストーリーはハードな展開が多いNIKKEですが、個別ストーリーはアットホーム・緩~い展開なものもあります。
その中でN102(エヌ)と呼ばれるニケの個別ストーリーは、思わず涙してしまうストーリーでした。
「NIKKE エヌ」と検索するとサジェストに「かわいそう」と出てくるくらいには辛く悲しいストーリーがあり、涙なしでは見れません。
エヌがどんなニケなのかというと、明るく純粋で可愛らしいまさしく「元気でいい子」という言葉がビッタリな子です。
ですが、虚ろ気な目からは影を感じられ、ストーリーでその正体を知ることになります。
エヌのストーリーについてまとめてますので、ネタバレがあるかもしれませんのでご注意を。
勝利の女神:NIKKE
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NIKKEのエヌはかわいそう?ストーリーを見て思うこと
エヌの個別ストーリーはかわいそうと思ってしまうストーリーでしたが、クリスマスエヌのストーリーで救われたように感じます。
エヌには通常エヌと、クリスマス限定のミラクルフェアリー・エヌがいます。
通常エヌでは辛く悲しいのにどうしようもないストーリーでしたが、クリスマスエヌの個別ストーリーではエヌの未来が明るいように感じさせる描写がありました。
エヌは何がかわいそうなのか
ズバリ、エヌがかわいそうだと言われる理由は、毎日強制的に記憶消去されるからです。
「NINPH」と呼ばれるニケを制御するナノマシンを使って、毎日の記憶消去して実験されているんです。
エヌの基本的なプロフィール情報は消さずに、毎朝手帳に書かれている情報を頼りに生きることを強いられているのです。
そして、この実験にさほど意味はなく「こうしたらどうなるのか」という探求心だけで行われています。
エヌが元気でいい子だから、もっと悲しくなる
エヌは健気で可愛らしく、守ってあげたくなるような「元気でいい子」なんです。
記憶消去されてわからないことだらけなはずなのに、子どもらしく明るくて可愛いんです。
そんなエヌだから守ってあげたくなるし、どうにかしてあげたいと思えます。
でも、刻み込まれたNINPHは、どうしようもなくエヌの記憶を奪っていきます。
どうにかしてあげたい、でもどうにもできない。そんな状況が辛く悲しい…。
少しずつ変わっていくエヌを取り巻く環境
エヌは毎日記憶消去され、毎朝手帳に書かれていることを元に自分を取り戻していきます。
- マイルドコロッケが好き
- 三毛猫のぬいぐるみが好き
- ピンクのしおりが好き
端的に書かれた情報を元に行動するしかないんです、それしか自分を示すものがないから。
ですが、指揮官(プレイヤー)が関わることで、手帳に書かれることにも変化が生じます。
- ホットコロッケが好き
- 白猫のぬいぐるみが好き
- 青色のしおりが好き
自分が好きじゃないものが記された手帳を見ても、記憶がないからそれを信じるしかありません。
辛いものが苦手なエヌですが、手帳に従って激辛コロッケを食べるしかないんです。
悪意によって関係が崩されるが…
指揮官が関わることでエヌに変化が見られ、エヌとの関係が良好になるかと思った矢先、悪意によって関係が壊されてしまいます。
手帳に「先生は怖い人、すぐ殴る人、手帳は見せるな」と記載されたことで、エヌは指揮官を見たとたんに顔面蒼白に。
エヌとの関係は保てないと思ってしまいましたが、これまでエヌと過ごした優しい時間は無駄ではありませんでした。
エヌと目線を合わせて優しい言葉で「いつものように」話しかけることで、エヌの心に残る何かに響いたのでしょう。
手帳に書かれた恐怖の象徴とも言える「先生」でしたが、これまで過ごしてきた時間が実験の呪縛を解いていきます。
それ以降も何度も魔の手が忍び寄りますが、エヌを幸せにしたいという思いを持ち続けたことで、手帳がなくてもエヌは記憶を思い出せるように。
これによりNINPHの実験は不安定となることが証明され、プロジェクトは廃棄となりました。
ですが、エヌのNINPHが消えたわけではなく、毎日記憶消去されることは変わりません。
あくまで「毎日記憶消去はされるけど心に強く残る記憶は残っていく」状態になったんだと思います。
根本的な解決にはなってないけど、実験が凍結したことで悪意が迫ることはなくなりました。
ハッピーエンドとは言わずとも、ベターなエンドといったところでしょうか。
最高のハッピーエンドではないけど、エヌの健気さがいじらしくて少しでも守れたことで涙してしまうストーリーでした。
クリスマスエヌのストーリーで救われた気がした
通常エヌとは違い、イベントにて語られたエヌのストーリー。
当時のイベントには未参加だったので詳しくはわかりませんが、特定の記憶を保持できるようになったようです。
毎日記憶が消えていくのは変わらないけど、奇跡の2週間の記憶は消えないのです。
特定の記憶は消えないけど毎日の記憶は消える状態のエヌですが、個別ストーリーではさらなる救いがありました。
思い出を残せた姿に感動を禁じ得ない
クリスマスエヌのストーリーではクリスマスパーティーをしようという話になり、プレゼントを贈り合うことに。
エヌは指揮官と一緒にプレゼントを買いに行き、クリスマスパーティーが開催されました。
エヌが好きなものを詰め込んだプレゼントをもらうんですが、ドタバタしたコメディ感あるパーティーになってクリスマスパーティーは終了に。
そして翌日、いつものようにエヌは手帳を見ようと手を伸ばすと、そこには知らない小物の数々が。
その中の一つのアルバムを開くと、笑顔で映る指揮官やラピたちが映っていて、そこには「エヌ自身」も映っていました。
その写真には指揮官からエヌへのメッセージが綴られており、居ても立っても居られなくなったエヌは駆け出して指揮官たちの元へ。
そこでいった言葉が「昨日のパーティー、本当に楽しかったです!」、ここで救いを感じられて泣きましたね…。
ここでエヌが「昨日パーティーがあったのか、この写真は何?」と聞かないのがすごく感動的でした。
エヌの心から出た言葉で記憶が思い出せたことが分かって、エヌの未来が明るいこと・幸せになる未来を感じられるのが本当によかった。
NIKKEのエヌはかわいそう?最後にはハッピーエンドでよかった
NIKKEのエヌはかわいそうかどうかをまとめましたが、
- 通常エヌ
- イベントストーリー
- クリスマスエヌ
3部構成で綴られたストーリーは、最終的にはハッピーエンドにだったと思います。
これからエヌの記憶が残っていくのか、どうなっていくのかは分かりません。
本当に楽しかったパーティーの記憶だけ心に残って思い出せたのかもしれませんし、これからも思い出が残っていくのかもしれません。
ですが、通常エヌで語られた辛く悲しいストーリーからは大きく前進し、エヌの幸せ・これからの未来が明るいこと感じられたのは救いがありました。
これからもエヌがストーリーで登場する場合、幸せな道に進んでいることを願うばかりです…。
エヌが純粋でいい子だから、ここまでのめり込めた
ここまでエヌのストーリーに惹き込まれ感動したのは、エヌが純粋でいい子だからです。
これでエヌが性悪でこんな目に遭っても仕方ない子だった場合、感動することはなかったでしょう。
なぜ純粋でいい子と感じられるかといったら、言葉選びや表情、声色、エヌを形作る要素がそう感じさせるんです。
つまり何が言いたいかというと、NIKKEというゲームの全てが素晴らしいということです。
予想できないストーリーが面白いのは当然なんですが、ストーリーを動かすキャラクターの作り込み・演出が凝っていてい感情移入ができる。
この感情移入できるレベルが他ゲームとは段違いだから、心打たれ感動できるんだと思いますね。
NIKKEはエッチなゲームだと思われがちですし、それは否定しませんが、魅力的なキャラが生み出すストーリーには心惹かれること間違いありません。
絶対に損はさせないどころか、遊ばないと損してるとも言えるゲームなので、未プレイの人は遊んでみて。
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