五等分の花嫁 思い出VRの五月編がMeta Questで遊べるようになっていたので、さっそくプレイしてみた。
プレイしたみた感想なのだが、ガチファン以外はやめておいた方がいいと伝えたい。
五月は可愛いし、フルボイスだし、表情もコロコロ変わるし、やっぱり可愛いかった。
ただ、ゲーム性やボリューム感などが足りず、ゲームとしては全くおすすめしない。
Meta Storeで3,569円で購入し、プレイ時間は約1時間ほどでクリアできた(2話でエンディングになる)。
価格の割にボリューム感がなく、クリアした時に「えっ、これで終わり!?」と思わず声を上げてしまった。
ガチファン以外は購入をおすすめしない理由など、クリアしたレビューをまとめていくので購入の参考にして欲しい。
ちなみにアプリ内での写真撮影・動画機能が使えないように規制されていたので、文字多めなのは許して欲しい。
五等分の花嫁 思い出VRの五月編のレビュー
「五等分の花嫁思い出VRの五月編」をガチファン以外はおすすめしない理由は、ゲーム性が非常に悪いからだ。
五等分の花嫁思い出VR~五月編~のまとめ
- 五月は可愛い
- 本編をフルボイスで追体験
- エンディングが3種類ある
- メッセージスキップができない
- 要求されるアクションが面倒くさい
- VR世界を動き回る自由度はなし(パンツ覗けない)
ストアのゲーム説明を見てみると以下のように表記されている。長いので読みたい人だけ読んで欲しい。
ザックリまとめると、五月を目の前に感じながら、声を聞きながら、綺麗なVR空間で本編の名シーンを追体験できるということだ。
つまり、五月ルートが体感できるわけではないので注意。
元々こういうゲームなのでストーリーの良し悪し言及せず、あくまでゲーム性のレビューをしていく。
メッセージスキップができない
メッセージスキップができない、これが致命的だった。
どのボタンを押してもメッセージが読み飛ばせず、読み終わっているのに待たされるのが苦痛だった。
本作は選択肢によってノーマル・グッド・ベストエンディングの3つのエンディングがあり、最低でも3周しないとコンプリートできない。
それなのにメッセージスキップができないから、同じ文章を何度も読まないといけないのが辛かった。

とりあえずグッドエンディングでクリアしたが、録画もできてなかったし、メッセージスキップできなかったのでこれ以上は萎えてできなかった。
最悪五月のセリフが飛ばせないのはいい
フルボイスなので五月のメッセージを飛ばせないのは仕方ないにしても、風太郎のメッセージを飛ばせないのは苦痛だった。
クリア後はもしかしたらスキップができるかも!と思って試してみたが、やはりスキップは出来なかった。
要求されるアクションが面倒くさい
本作では様々なアクションが要求され、それが非常に面倒くさい。
例えば「お腹が空いた五月にカレーを食べさせよう!」というくだりがあるのだが、ここが特に面倒くさかった。
- カレー鍋にカレーがあるか見る
- ないから冷蔵庫にいく
- カレーのタッパーを探す
- タッパーを持ち上げる
- タッパーの蓋を開ける
- レンジを開ける
- レンジの蓋を閉める
この動作をして、ようやく五月へカレーを食べさせてあげられるのだ。
長い!カレー見つけたらあとは自動でいいだろう!
アドベンチャーゲームだけシンプルなので、こういった要素を入れてゲーム性を足しているのだろう。
でもプレイヤーにとってシンプルに面倒くさい要素になっていて、時間がかかるだけのものになっている。
行動の自由度が低すぎる(パンツ見れない)
VR美少女ゲームで好きなキャラを目の前にすれば、まず試したいのがパンツが見れるかどうかだ。
だが、本作ではそういった行動は全くできない、パンツが見れないのだ。
自分の体を1歩でも体を動かそうとすると「プレイエリア外」と表示され、真っ暗な画面へと変わっていくのだ。
そのため、ちょっと振り返ろうとしたりするだけで画面が暗転しそうになり、そのタイミングで没入感が損なうのが残念だった。
またスティック操作でも移動できないので、動かせるのは手と顔だけと自由度が極端に低い。
自分が風太郎になったというよりも、風太郎に憑依してるけど体の主導権は風太郎という状態に等しい。
面倒くさいアクションを要求するシステムにするより、ほんの少しでもプレイエリアを広げるようにして欲しかった。
五等分の花嫁思い出VRの五月のレビューまとめ
五月は可愛いし、VRで目の前に感じられるのはよかったと思う。
好きなキャラを目の前で感じられて声も聞けるとなれば、ファンなら嬉しいゲームだと思う。
ただ、ゲーム性やシステム面が不便すぎて、軽い気持ちで遊んでみようかなという人にはおすすめしない。
僕も五等分の花嫁自体は好きし五月は可愛かったが、ゲームはプレイしていて非常に苦痛だった。

また、ゲームのストーリーもあくまで追体験となっており、五月とのエンディングが見れるわけでもない。
プレイヤーが選ぶ選択肢によってのリアクションが少し変わるくらいなので、時間をかけてでも見たいとは思えなかった。
ただ、ファンならそういった面倒くささも乗り越えられると思うので、ガチファンは楽しめるゲームだと思う。