堕天のセラフ（Fallen Seraph）は、特殊能力を把握して戦うシミュレーションバトルRPG。
3×4マスの盤面にユニットを配置して敵指揮官のHPを削るシンプルなバトルなんですが、特殊能力が奥深くて考えながら戦うのが面白い！
プレイヤーはユニット配置・プレイヤースキルを使うだけの簡単操作なんですが、その分考える楽しさがあるんです。
ユニット同士のシナジーがある特殊能力で編成するのも面白いし、圧倒的パワーで倒すのも面白い…！
ただ、UIやゲームシステムが分かりにくく、理解するまではちょっとしんどいかも。
また、ストーリーもノーボイス、翻訳がおかしく感じるところもあったりと、RPGとしては物足りないかも。
キャラのレアリティにも癖があって、キャラへの愛着を持ちにくいのも微妙なところだったかも。
ココがおすすめ
- バトルが面白い
- レアキャラを手に入れやすい
ここが惜しい
- UIがちょっと分かりにくい
- ストーリーはノーボイス・日本語訳がちょっと変
ストーリーがノーボイスで途中から興味が持てなくなったので、今回は一番面白いと思ったゲーム性に注目してまとめてます。
ストーリーが面白いかどうかは自分の目で確かめて！
堕天のセラフ（Fallen Seraph）がどんなゲームかレビュー！
堕天のセラフは、ユニットの特性を把握して戦うシミュレーションバトルRPG。
プレイヤーは1,000年後の世界に「精霊」として召喚された人間で、訳も分からず巻き込まれます。
最初は精霊として呼ばれたものの、ストーリーが進むと「なんの力も持っていない」ことがわかります。
ですが、なんの力も持っていない主人公を呼び出した意味はあるそうで、それが伏線となっています。
また、主人公も過去に自分の時代に戻るため、召喚してきた組織と協力することになって様々な事件や出会いが展開される物語です。
強制的に召喚された挙句、原始人扱いされたり、なんの力もない役立たずと言われたりと、酷い扱いを受けつつも優しいヒロインたちが守ってくれることに。
一緒についてきたロボット「ユメ」が強力な力を使えることから、ヒロインたちと一緒に戦えるようになり物語が加速していきます。
RPGなのにストーリーがオマケと言うと微妙そうですが、一番面白かったのはバトル！
種類豊富なユニットがいて、その特殊能力を把握して戦うのが面白いんです！
3×4マスに様々なユニットを配置して、敵指揮官のHPを削り切れば勝てるシンプルなバトル。
- 先行・後攻はランダムで決まる
- 1ターン毎に1体ユニット召喚できる
- 同じ列に居る敵を攻撃、いない場合は敵指揮官を攻撃
- プレイヤーがするのは召喚・プレイヤースキルの使用のみ
ゲームの流れはこんな感じで、ターン毎にユニットを召喚して殴り合うだけ！
バトルの流れはシンプルだけど、ユニット毎の特殊能力が多彩でいろんな戦い方ができるのが面白い。
近接攻撃無効のユニット、被ダメを反射するユニットもいて、ユニット能力を把握しておくのが何より大事！
敵に攻撃無効ユニットがいたらいつまでも倒せないので、対応したユニットを覚えておかないと大変なことに…。
ストーリーがノーボイス・翻訳がおかしいところがあるので、一番楽しめるのはバトルになりそう。
シンプルなゲーム性だけど、奥深いバトルを楽しみたい人におすすめなゲームです。
堕天のセラフのレビュー
| ストーリー | 3.0 |
| キャラ | 3.3 |
| ゲーム性 | 4.2 |
| 総評 | 3.6 |
バトルがシンプルだけど面白い
堕天のセラフのバトルは、ユニットを配置・プレイヤースキルを使うだけとシンプル。
ですが、ユニット毎に特殊能力がバトルを奥深くしているのが面白い！
ユニットには攻撃力とHPが設定されていて、さらに特殊能力が備わっています。
ターン毎に攻撃力が増加したり、攻撃時に敵のHPを奪ったりと、様々な特殊能力を活かした編成を組むのが面白い！
また、プレイを重ねてキャラの特殊能力を覚えておくと、サクサク進むオートバトルを見るのも楽しい！
最大4倍速でサクサク動くし、強いキャラが無双するのを見るのは気持ちよかった…！
例えばSSRキャラ・アイルの能力は、登場時に敵ユニット1体を完全無力化する能力があります。
敵ユニットを攻撃力0・HP7の置物にする能力があるので、どんな強力なユニットがいても完封できるのが強すぎる。
ただ、登場時のみに発動する能力なので、対象は一体だけなので最強ではありません。
こういったユニットの様々な特殊能力を考えて、最強の編成を作っていくのが面白いですね。
URキャラ・エースは最前線張れるキャラとなっていて
- 被ダメ時、攻撃力の25%を反射
- 被ダメ時に固定分ダメージ軽減
- ターン終了時にHPを回復
タンクキャラとして欲しい性能が詰まっていて、キャラゲットした時には「こんなキャラ倒せないだろ！」と思わず言ってしまいました（笑）
さらにレベルアップすると能力の数値も上がっていくので、どんどん強力になっていきます。
ただ、最強キャラがいれば勝てるわけではなく、勝利条件はあくまで「敵指揮官を倒すこと」。
縦4列のマス目があるから1列だけ守っても勝てなくて、最強キャラが無双しても指揮官がやられてしまえば意味がないんですね。
また、最強キャラがいても、SSRキャラ・アイルの完全無効化能力で対応できたりするので、編成次第で色々覆せるのが面白いですね。
単に強いキャラを入れれば勝てるわけではなく、ジャンケンのように相性を考えるのが奥深いゲーム性でした。
プレイヤースキルで状況を覆す！
プレイヤーレベルを上げていくと、プレイヤースキルを使えるようになります。
ユニットHPを回復させたり、敵全体にダメージを与えたりと、状況を覆せるスキルです。
戦闘中に一度しか使えないので、ここぞという時に使って不利な戦況を覆しましょう！
キャラ愛はもちにくい印象
堕天のセラフでは、同じキャラがレアリティ別で「別キャラ」扱いになります。
そのため、同じキャラなはずなのに何人もいるような形になって、キャラの価値が下がってしまうような感覚になりました。
画像はストーリーのヒロイン・アイルなんですが、その時はピンク髪で登場するから多くのプレイヤーはSRアイルの方が親近感が湧くことでしょう。
ですがSSRキャラの方が能力が強いので、編成するとしたらSSRアイルになると思います。
愛着持ったキャラが進化して見た目が変わる、これならキャラ愛を変わらず持てると思います。
ですが最初からレアリティ別で別キャラとして存在しているので、完全に別キャラのように感じました。
また、好感度ストーリーなどもあるんですが、それも全てノーボイス。
戦闘中や立ち絵タップなどのボイスはあるんですが、ストーリー系が軒並みボイスがないからキャラへの愛着を持ちにくかったですね。
堕天のセラフのレビューまとめ
ストーリーはノーボイス・翻訳がおかしいところもあって微妙に感じましたが、バトルはシンプルだけど奥深くて面白いゲームです。
サクサク進むバトルはオートでも見ていたくなるほど面白いし、各ユニットの特殊能力を把握して戦うのは戦略性があって気持ちよく戦えました。
ボイス系がしっかりしていたらRPG要素もしっかり楽しめたと思うんですが、そこらへんはおかしな日本語も相まって微妙。
魅力は完全にバトルに詰まり切っているので、バトルが面白くなさそう…と感じるならおすすめしません。
現在はiPhone版はないようなので、androidユーザーで気になった人は遊んでみてください。
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