「Meta QuestとPICO4ってどっちがおすすめ?」
「どっちがおすすめなのか、比較が知りたい!」
VRゲーム機器で手軽に遊べて、安く買えるのがMeta Quest2とPICO4です。ですが、どっちがあなたにとっておすすめなのかわかりませんよね。
このページでは、Meta Quest2とPICO4の比較をして、どんな人にどちらがおすすめなのか紹介していきます。
Meta Quest2とPICO4の比較まとめ
- より多くのゲームを遊びたい人はMeta Quest2
- 少しでも安い方がいい人はPICO4
- 本体スペックはそれぞれいいところがある(若干PICO4有利かも)
さっそくまとめていきます。
合わせて読みたい!
Meta Quest2とPICO4の比較
まずは、Meta Quest2とPICO4の簡単比較です。
Meta Quest2 | PICO4 | |
128GBの価格 | 47,300円 | 49,000円 |
256GBの価格 | 53,900円 | 59,400円 |
重さ | 約503g | 約550g |
解像度 | 3664×1920 | 4320×2160 |
視野角 | 110度(対角) | 105度(対角) |
リフレッシュレート | 最大120Hz | 72Hz, 90Hz |
IPD(瞳孔間距離) | 58mm、63mm、68mm | 62~72mm |
RAM | 6GB | 8GB |
イヤホンジャック | あり | なし |
バッテリー駆動時間 | 2~3時間 | 2.5~3時間 |
遊べるアプリ数 | 多い | 少ない |
steam対応 | している | している |
生産国 | アメリカ | 中国 |
こうしてカタログスペックだけみると、それぞれいいところがあるという感じですね。
ただVRゴーグルを初めて購入する人は、カタログスペックを見てもよくわからないと思います。

より詳しく比較していきますので、参考にしてください!
価格の比較【Meta Quest2とPICO4】
まずは、Meta Quest2とPICO4の価格の比較です。
Meta Quest2 | PICO4 | |
128GBの価格 | 47,300円 | 49,000円 |
256GBの価格 | 53,900円 | 59,400円 |
価格だけ見ると、PICO4の方が安くなっています。
容量もどちらも128GB・256GBとなっているため、容量で悩む必要はないかと思います。
追記、Meta Quest2が値引きされたため、128GBはMeta Quest2の方が安くなっています。
ただ、Amazonなどで購入する時には値引きセールが入ることも結構あるので、これよりも安い価格で買えることも多いです。
そして、どちらもスタンドアローン型(VR機器だけで遊べる)なので、Meta・PICO4以外に必要なものはありません。
しいていえば、アクセサリ類があれば便利かなくらいですね。基本的には、本体だけあればオッケーです。
ちなみにストレージ容量を選ぶ時ですが、大体の人は128GBでも十分に足ります。
VRゲームだけなら20~30本は余裕で入れられますので、大容量の動画をたくさん入れない限り128GBで大丈夫です!
Metaには3,000円分の紹介クーポンあり
やりたいVRゲームがある人に、お得なお知らせです。Meta Questには3,000円分の紹介クーポンがあります。
Meta Questとアカウントを紐づける際に、3,000ポイントがもらえるクーポンがあります。
この手順で買えば、3,000円分のポイントがもらえます。
- Metaアカウントを作る
- 3,000ポイントクーポンリンクから承認
- 新品の本体を購入・届いたら初期設定していく
ちなみに、過去に1度でもアクティベートされたQuestは、ポイント付与の対象外となってしまいますので、中古で購入したQuestは対象外となります。
メルカリなどのフリマで手に入れたものだと、使えない可能性があるのでご注意ください。
また、この3,000円分のポイントはストアの割引と併用ができます。セール時に買えば、元値3,000円を超えるゲームでもポイントだけで買えますよ!
いろんなVRゲームをやりたいと思っている人は、ぜひ3,000円分のクーポンをもらってください!
Meta Quest2は実質3,000円分安く買えることになります!
スペックの比較【Meta Quest2とPICO4】
Meta Quest2とPICO4のスペック比較です。
Meta Quest2 | PICO4 | |
重さ | 約503g | 約550g |
解像度 | 3664×1920 | 4320×2160 |
視野角 | 約110度(対角) | 約105度(対角) |
リフレッシュレート | 最大120Hz | 72Hz, 90Hz |
IPD(瞳孔間距離) | 58mm、63mm、68mm | 62~72mm |
RAM | 6GB | 8GB |
- Meta Quest2…重さ・視野角・リフレッシュレートで優位
- PICO4…解像度・瞳孔間距離・RAMで優位
重さ
重さはMeta Quest2の方が実測値として軽いですが、Meta Quest2は重心が前方に偏っているため、重く感じやすくなっています。
対して、PICO4は重さを分散するように作られているため、体感として軽く感じます。
あくまで実測値はMeta、体感ではPICO4の方が軽く感じるという感じですね。
重さが前方に偏っているMeta Quest2は、対策としてカウンターウェイトをつけることで体感的に軽くできます。

こちらで、Meta Questの重心をずらして負担を減らす方法を紹介しています。
解像度
解像度のスペックは、PICO4の方が上です。ですが、実際にそこまで差があるように感じるかは別問題です。
初代Meta Questで遊んでいますが、正直「解像度が低いなぁ…」とか「画面が見にくいなぁ」とかはありません。
初代Metaは3,200×2,880 OLED(有機EL)でしたが、普通に遊ぶには何も困りませんでした。より綺麗な画質を求める人は、PICO4がいいかもしれません。
Meta Quest2も使って見ましたが、すんごい綺麗でした。
こちらでMeta Quest2のレビューをしています。超快適にゲームを楽しめました。
IPD(瞳孔間距離)の調整
VRは2枚のモニターを使用し、右目と左目で少しずれた別々の映像を見せることで立体的に見えるようになっています。
眼と眼(瞳孔と瞳孔)の距離を『IPD(瞳孔間距離)』と言い、「自分の瞳孔間距離」と「2枚のモニターの位置」が合っているかは、VR酔いに大きくかかわってきます。

Quest2では、IPDを58mm・63mm・68mmの3種類から選択します。
自分の瞳孔間距離がこの3つに合わなかった場合、常にズレた状態でプレイすることになります。
それに比べ、Pico4は62mm~72mmで無段階に調整が可能なため、IPD(瞳孔間距離)を自分に合わせやすくなっています。
購入前において「IPD(瞳孔間距離)」の心配がないというのは、VR経験者からすると大きいアドバンテージです!
本体の拡張性【Meta Quest2とPICO4】
本体の拡張性・アクセサリは、どちらにもたくさんあります。
フェイスカバー・コントローラーストラップなど、より快適にVRを楽しめるようなアクセサリがあります。
特長的なアクセサリとして、Meta Quest2には駆動時間を延ばすバッテリーがあります。
本体後部に直接つなげて使うんですが、Meta Quest2の重心が傾いている問題を解決できるようになっています。

また、Meta Quest2はイヤホンを利用することができます。
対して、PICO4にはイヤホンジャックがありません。ですが、TYPE-Cジャックがあるので、変換アダプタやTYPE-Cイヤホンがあればイヤホンを利用できます。
遊べるゲームの比較【Meta Quest2とPICO4】
遊べるゲームの数はMeta Quest2の方が多いです。
Meta Quest2は、公式アプリストア・App Lab・steam・Side Questなど、たくさんのサイトからアプリをインストールできます。
対してPICO4は、公式アプリストア・steam・Side Questからアプリをインストールできます。
ただ、PICO4は公式アプリストアのアプリ数は少なく、大人気VRゲーム「ビートセイバー」はPICO4にはありません(steam版を遊ぶことはできますが、パソコン必須です)。


引用:Steamハードウェア&ソフトウェア 調査: April 2023
今後配信される可能性はありますが、Meta Questで配信開始→PICO4で遅れて配信という流れは変わらないと思います。
やっぱり売れているVRゴーグルに向けて配信した方が、ゲームソフトも売れますからね。
価格で考えるとPICO4、スペックで考えるとどちらか悩むところですが、遊べるアプリの数で考えると、Meta Quest2がおすすめです。

スペック差は正直比べてみないとわからないくらい、誤差とも言える範囲です。遊びたいゲーム・アプリがあるかどうかで決めるのがおすすめ!
Meta Quest2とPICO4の比較、どっちがいいかのまとめ
ここまでのMeta Quest2とPICO4の比較のおさらいです。
Meta Quest2とPICO4のまとめ
- Meta Quest2の方が安い(128GB)
- Meta Quest2は遊べるアプリ・ゲームの方が多い
- スペックは大きな差はない(PICO4の方が若干優秀)
個人的にはMeta Quest2をおすすめします。
どんな優秀なVRゴーグルでも遊びたいソフトがないと意味がないので、遊べるソフトが多いMeta Quest2が選びやすいと思います。
逆にPICO4がおすすめな人はパソコンのVRゲームで遊ぶ人で、Meta Quest2よりもスペックが少し優秀なためより快適にVRゲームを楽しめます。

ただVRゴーグルを初めて遊ぶ人には遊べるコンテンツ差で後悔して欲しくないので、全力でMeta Quest2をおすすめします。
ちなみに、「VRゴーグルをいきなり買うのは怖い…」と思っていないですか?何万円もするVRゴーグルは不安ですよね、僕もそうだったのでわかります。
そんな人はVRゴーグルのレンタルを試してみるのをおすすめします。
3,900円で30日間レンタルできるお試しプランがありますので、購入するかどうか悩んでいる人は一回試してみてはいかがでしょうか。
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こちらでMeta Quest2をレンタルできるサイトを紹介しています。
合わせて読みたい!
Meta Quest2とPICO4の口コミ
ここからは、Meta Quest2とPICO4の口コミを紹介していきます。
Twitterから紹介していきますので、ぜひ参考にしてください!
Pico4で1時間ほどBeatSaber
HMDにブレ補正がないっぽいので
ビーセイで高難易度すると死ぬ左がQuest2の場合で右がPico4
Quest2はHMD揺らしても視界が変わらない(眼鏡だけ揺れてる感じ)
Pico4は補正がないのでぶれた分の視界も一緒に動くので酔いやすかったりそもそもノーツ切る感覚がずれる pic.twitter.com/FNEXfzEhi7— すのー (@snow_mil) October 9, 2022
旦那氏がPico4衝動買いしてきた(^w^)
こないだビッカメで試着だけしたけど、Meta quest2より軽いし装着中も顔にめり込む不快感が無いしで断然着け心地が良い…✨
視野も広いし解像度申し分ないしカラーパススルー。
コンテンツが揃ってくればこっちに移行したくなっちゃうなぁ〜! pic.twitter.com/8hDtMxJKyd— ハズ (@sc_hazzz) December 8, 2022
やはりシステムソフトの面だけでも,PICOはQuestに及ばないのだよなあ。このままQuest3がでればPicoのアドがなくなりそうだ……
— wakufactory 🍥 (@wakufactory) February 22, 2023
Pico 4 を買ってみたんだけど
PCとの接続の安定性とか
頭への装着感とかをQuest 2と比較するとPico 4のほうが圧勝
UE5からはVRプレビューが認識されないから
どうやったら使えるか調べてみる— Sola (@sola8v) February 6, 2023
Pico触ってないから比較はできないけど、questは初心者でも触れるくらい簡単だなって思った!
単体で使うと画質が少し落ちるかなって思ったから、PCとリンクして使ったほうがよさげだなという印象。— 如月ねむ🐱🌙@バースデーグッズ発売中🎂✨ (@nemunekoCh) November 29, 2022
Pico4と比較による主なQuest2の強みとしては
・スタンドアロンでVRCや他VRゲーが可能
・VD未導入の前提だとQuest Linkの方がPC接続は安定感ある
・Picoよりも先行のため不具合等のノウハウは多い
・純正品やサードパーティ製のアクセサリーが豊富
ってところじゃないかな— 八雲🐑 (@Yakumo_896) November 28, 2022
Metaのストアにある無料アプリの数を見てみると
Quest:104
app lab(betaアプリ):821
SideQuest(非公式ストア):数え切れない比較として
pico:14早期から本気で取り組んでるだけあってアプリの数は比較にならない。これから他のスタンドアローンを作ってOSを用意してもMetaに追いつくのは困難だろう https://t.co/f6jHRFXx1M
— u_gii (@moon_cryptol) October 27, 2022
こうして、いろんな人の意見をみるとPICO4のスペックの方がいいように感じます。
ですが、やはりアプリの数・遊べるゲームの数は、Meta Questの方が多いですね。
Meta Quest2とPICO4の選び方
- たくさんのVRゲームを快適に楽しめるMeta Quest2
- より快適にVRゲームを楽しめるPICO4
いろんな比較をしてきましたが、僕はMeta Quest2推しです。
というのも、どんなにいいゲーム機でも遊びたいアプリ・ゲームがないと意味がない、と思うからです。
例えるなら、PICO4は「いい家だけどドアの形が特殊で入れられる家具が少ない」みたいな印象です。逆にMeta Quest2は「そこそこいい家だし、ドアが大きくいろんな多種多様な家具が入る」という印象。

せっかくのVRゲーム機、遊びたいアプリがないと意味がありませんからね。
Meta Quest3について
2023年秋か冬頃にMeta Quest3が出るそうですが、現時点でわかっていること・予想されている情報をまとめておきます。
参考:Meta Quest 3は「Quest 2よりはるかに薄くて軽いVRヘッドセット」として開発されている
- Meta Quest2より軽くて薄い
- フルカラーのパススルー対応
- 解像度はそんなに変わらない
- チップの性能が大幅アップ
- 深度センサー搭載
- コントローラーのリングがなくなる
- Meta Quest2よりも高くなる(74,800円)
一般ユーザーに関係ありそうなところを太字にしました。
より快適になる・フルカラーで周囲を見渡せる(ゴーグルをつけたまま、スマホを触ったりできる)・解像度は変化を感じないほど・よりサクサク動く・値段が高くなるって感じですね。
今出ているゲームをプレイするなら、Meta Quest2で十分すぎる性能があります。
「これからVRにどんどんのめり込んでいくぞ!」って人はMeta Quest3を待ってみてもいいかもしれませんが、値段は74,800円と高いですからね。
合わせて読みたい!
Meta Quest2とPICO4の比較まとめ
今回は、Meta Quest2とPICO4の比較をまとめました。簡単におさらいです。
Meta Quest2とPICO4のまとめ
- Meta Quest2の方が安い(128GB)
- Meta Quest2は遊べるアプリ・ゲームの方が多い
- スペックは大きな差はない(PICO4の方が若干優秀)
個人的には、Meta Quest2の方がアプリをたくさん選べて、長く遊べるのでおすすめです。
ただ、これから初めてVRゲーム機を買おうと思っている人なら、強いこだわりがなければどちらでも満足できると思います。
というのも、初めてVRゲーム機に触れるならどちらも十分すぎるスペックだからです。
正直このスペックは比べてみないとわからないと思います。
僕は初代Metaで遊んでいますが、特に困ったことはないですし、遊びづらいなんてこともありません。
今回紹介したMeta Quest2とPICO4は、その初代Metaよりもよっぽど高性能です。普通にVRゲーム機をするだけなら、困らず遊んでもらえます。
そして、より多くのアプリ・ゲームが遊べるMeta Quest2がおすすめなわけですね。

僕はMeta Quest推しです。何度も言いますが、遊びたいアプリ・ゲームがないと意味がありませんからね!
こちらでMeta Quest2のレビューをしています。超快適にゲームを楽しめました。