「Meta QuestとPICO4ってどっちがおすすめ?」
「どっちがおすすめなのか、比較が知りたい!」
VRゴーグルの中でも、余計な周辺機器が不要でコスパがいいのがMeta Quest2とPICO4です。
他にもPCVRやPSVR2などもありますが、パソコン必須やPS5が必要です。
ただMetaシリーズとPICO4、どちらがいいのか、間違いない機種なのか分からないと思います。
このページでは、Metaシリーズ・PICO4、どっちがおすすめなのかをまとめていきます。
結論、大きなスペック差はありません。
ですが、より多くのゲームを遊べる・本体価格が安いのはMeta Quest2、本体スペックがいいのはPICO4です。
Meta Quest2とPICO4の比較まとめ
- より多くのゲームを遊びたい人はMeta Quest2
- 少しでも安い方がいい人はPICO4
- 本体スペックはそれぞれいいところがある(若干PICO4有利かも)
Meta Quest2とPICO4の比較
まずは、Meta Quest2とPICO4の簡単比較です。
Meta Quest2 | PICO4 | |
128GBの価格 | 47,300円 | 49,000円 |
256GBの価格 | 53,900円 | 59,400円 |
重さ | 約503g | 約550g |
解像度 | 3664×1920 | 4320×2160 |
視野角 | 110度(対角) | 105度(対角) |
リフレッシュレート | 最大120Hz | 72Hz, 90Hz |
IPD(瞳孔間距離) | 58mm、63mm、68mm | 62~72mm |
RAM | 6GB | 8GB |
イヤホンジャック | あり | なし |
バッテリー駆動時間 | 2~3時間 | 2.5~3時間 |
遊べるアプリ数 | 多い | 少ない |
steam対応 | している | している |
生産国 | アメリカ | 中国 |
こうしてカタログスペックだけみると、それぞれいいところがあります。
ただVRゴーグルを初めて購入する人は、カタログスペックを見てもよくわからないと思います。
より詳しく比較していきますので、参考にしてください!
人気なのはMeta Quest2
ゲーム販売プラットフォーム・Steamを運営するValveが毎月発表している「Steamハードウェア&ソフトウェア調査」の2023年11月分でのVRデバイスの使用率は以下の通り。
Oculus Quest 2(Meta Quest 2)がトップで40.45%、その後にValve Index HMD、Oculu Rift S、HTC Vive、Meta Quest 3と続いており、Pico 4はわずか2.21%にとどまっています。
引用:TikTok運営元のByteDanceがVRヘッドセット「Pico 5」開発を中止、「Pico 4」の売上がVR市場で低迷しているため
steamでのVRゴーグル使用率はMeta Quest2が40.45%、PICO4は2.21%と、使用率が約20倍近い差があります。
また、PICO4でMeta Quest2の人気を崩れなかったことから、PICO5の開発を中止しています。
つまり、多くの人が選んでいるVRゴーグルはMeta Quest2です。
また、ゲームメーカーも人気ハードでソフトを出したいので、Meta Quest2で発売されるソフトが多くなることが考えられます。
遊べるゲームの比較【Meta Quest2とPICO4】
遊べるゲームの数はMeta Quest2の方が多いです。
Meta Quest2は、公式アプリストア・App Lab・steam・Side Questなど、たくさんのサイトからアプリをインストールできます。
対してPICO4は、公式アプリストア・steam・Side Questからアプリをインストールできます。
ただPICO4は公式アプリストアのアプリ数は少なく、大人気VRゲーム「ビートセイバー」はPICO4にはありません(steam版を遊ぶことはできますが、パソコン必須です)。
steamで一番使用率が高いVRゴーグルはMeta Quest2で、一番人気のVRゴーグルです。
そのため、多くのソフトがMetaステアから配信されています。
今後PICO4でも人気ソフトが配信される可能性はありますが、Meta Questで配信開始→PICO4で遅れて配信という流れは変わらないと思います。
スペックで考えるとどちらか悩むところですが、遊べるアプリの数で考えると、Meta Quest2がおすすめです。
いくら性能がいいVRゲーム機でも、遊べるソフトが少ないのは致命的だと思います。
つまり、多くのゲームソフト・アプリで遊べるのはMeta Quest2です。
どんなゲームで遊びたいか明確に決まっていないのあれば、失敗しない選び方ができるのはMeta Quest2です。
スペック差はほとんどなく、遊びたいゲーム・アプリがあるかどうかで決めるのがおすすめ!
スペックの比較【Meta Quest2とPICO4】
Meta Quest2とPICO4のスペック比較です。
Meta Quest2 | PICO4 | |
重さ | 約503g | 約550g |
解像度 | 3664×1920 | 4320×2160 |
視野角 | 約110度(対角) | 約105度(対角) |
リフレッシュレート | 最大120Hz | 72Hz, 90Hz |
IPD(瞳孔間距離) | 58mm、63mm、68mm | 62~72mm |
RAM | 6GB | 8GB |
おすすめポイント!
- Meta Quest2…重さ・視野角・リフレッシュレートで優位
- PICO4…解像度・瞳孔間距離・RAMで優位
重さ
重さはMeta Quest2の方が実測値として軽いですが、Meta Quest2は重心が前方に偏っているため、重く感じやすくなっています。
対してPICO4は、重さを分散するように作られているため軽く感じやすくなっています。
重さが前方に偏っているMeta Quest2は、バンド部分に重りを付けることで快適にできます。
簡単な作業で対策できるので、Meta Quest2でも不安に思わなくても大丈夫です。
こちらで、Meta Questの重心をずらして負担を減らす方法を紹介しています。
解像度
解像度のスペックはPICO4の方が上ですが、実際にそこまで差があるように感じるかは別問題です。
初代Meta Questで遊んでいますが、正直「解像度が低いなぁ…」とか「画面が見にくいなぁ」とかはありません。
初代Metaは3,200×2,880 OLED(有機EL)でしたが、普通に遊ぶには何も困りませんでした。
ですが、より綺麗な画質を求める人はPICO4がいいかもしれません。
Meta Quest2とPICO4、両方買って比べて見ないとわからないレベルです。
こちらでMeta Quest2のレビューをしています。超快適にゲームを楽しめました。
IPD(瞳孔間距離)の調整
VRは2枚のモニターを使用し、右目と左目で少しずれた別々の映像を見せることで立体的に見えるようになっています。
眼と眼の距離を『IPD(瞳孔間距離)』と言い、「自分の瞳孔間距離」と「2枚のモニターの位置」が合っているかは、VR酔いに大きくかかわってきます。
Quest2ではIPDを58mm・63mm・68mmの3種類から選択します。
自分の瞳孔間距離がこの3つに合わなかった場合、常にズレた状態でプレイすることになります。
それに比べ、Pico4は62mm~72mmで無段階に調整が可能なため、IPD(瞳孔間距離)を自分に合わせやすくなっています。
価格の比較【Meta Quest2とPICO4】
まずは、Meta Quest2とPICO4の価格の比較です。
Meta Quest2 | PICO4 | |
128GBの価格 | 47,300円 | 49,000円 |
256GBの価格 | 53,900円 | 59,400円 |
費用面ではMetaシリーズがおすすめです。
128GB・256GBどちらでもMetaシリーズが安くなっていて、コスパよくVR体験が可能です。
容量もどちらも128GB・256GBとなっていて、容量を選ぶ基準は多くのゲームや動画を入れるかどうかです。
遊ばなくなったゲームはアンインストールして容量を減らせるので、多くの人は128GBで大丈夫です。
そして、どちらも本体だけで遊べるので、Meta・PICO4以外に必要なものはありません。
しいていえばアクセサリ類があれば、より快適に遊びやすくなります。
さらにMetaには3,000円分の紹介クーポンあり
やりたいVRゲームがある人に、お得なお知らせです。Meta Questには3,000円分の紹介クーポンがあります。Meta Questとアカウントを紐づける際に、3,000ポイントがもらえるクーポンがあります。
この手順で買えば、3,000円分のポイントがもらえます。
- Metaアカウントを作る
- 3,000ポイントクーポンリンクから承認
- 新品の本体を購入・届いたら初期設定していく
ちなみに、過去に1度でもアクティベートされたQuestはポイント付与の対象外なので、中古で購入したQuestは対象外となります。
また、この3,000円分のポイントはストアの割引と併用ができます。
いろんなVRゲームをやりたいと思っている人は、ぜひ3,000円分のクーポンをもらってください!
Meta Quest2は実質3,000円分安く買えることになります!
本体の拡張性【Meta Quest2とPICO4】
本体の拡張性・アクセサリは、どちらにもたくさんあります。
フェイスカバー・コントローラーストラップなど、より快適にVRを楽しめるようなアクセサリがあります。
特長的なアクセサリとして、Meta Quest2には駆動時間を延ばすバッテリーがあります。
バッテリーの役割だけでなく、Meta Quest2の重心問題を改善できるアクセサリです。
また、Meta Quest2はイヤホンを利用することができます。
対してPICO4にはイヤホンジャックがありませんが、TYPE-Cジャックがあるので変換アダプタやTYPE-Cイヤホンがあればイヤホンを利用できます。
Meta Quest2とPICO4の比較、どっちがいいかのまとめ
ここまでのMeta Quest2とPICO4の比較のおさらいです。
Meta Quest2とPICO4のまとめ
- Meta Quest2の方が安い
- Meta Quest2は遊べるアプリ・ゲームの方が多い
- スペックは大きな差はない
個人的にはMeta Quest2をおすすめします。
どんな優秀なVRゴーグルでも遊びたいソフトがないと意味がないので、遊べるソフトが多いMeta Quest2が選びやすいと思います。
逆にPICO4がおすすめな人はパソコンのVRゲームで遊ぶ人で、Meta Quest2よりもスペックが少し優秀なためより快適にVRゲームを楽しめます。
ただVRゴーグルを初めて遊ぶ人には遊べるコンテンツ差で後悔して欲しくないので、全力でMeta Quest2をおすすめします。
ちなみに「VRゴーグルをいきなり買うのは怖い…」と思っていないですか?
何万円もするVRゴーグルは不安ですよね、僕もそうだったのでわかります。
そんな人はVRゴーグルのレンタルを試すのがおすすめ。
実際使ってみないとわからないことも絶対あるので、いきなり買うのは不安という人はレンタルで試してみてください。
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こちらでMeta Quest2をレンタルできるサイトを紹介しています。
合わせて読みたい!
Meta Quest2とPICO4の口コミ
ここからは、Meta Quest2とPICO4の口コミを紹介していきます。
Twitterから紹介していきますので、ぜひ参考にしてください!
Pico4で1時間ほどBeatSaber
HMDにブレ補正がないっぽいので
ビーセイで高難易度すると死ぬ左がQuest2の場合で右がPico4
Quest2はHMD揺らしても視界が変わらない(眼鏡だけ揺れてる感じ)
Pico4は補正がないのでぶれた分の視界も一緒に動くので酔いやすかったりそもそもノーツ切る感覚がずれる pic.twitter.com/FNEXfzEhi7— すのー (@snow_mil) October 9, 2022
旦那氏がPico4衝動買いしてきた(^w^)
こないだビッカメで試着だけしたけど、Meta quest2より軽いし装着中も顔にめり込む不快感が無いしで断然着け心地が良い…✨
視野も広いし解像度申し分ないしカラーパススルー。
コンテンツが揃ってくればこっちに移行したくなっちゃうなぁ〜! pic.twitter.com/8hDtMxJKyd— ハズ (@sc_hazzz) December 8, 2022
やはりシステムソフトの面だけでも,PICOはQuestに及ばないのだよなあ。このままQuest3がでればPicoのアドがなくなりそうだ……
— wakufactory 🍥 (@wakufactory) February 22, 2023
Pico 4 を買ってみたんだけど
PCとの接続の安定性とか
頭への装着感とかをQuest 2と比較するとPico 4のほうが圧勝
UE5からはVRプレビューが認識されないから
どうやったら使えるか調べてみる— Sola (@sola8v) February 6, 2023
Pico触ってないから比較はできないけど、questは初心者でも触れるくらい簡単だなって思った!
単体で使うと画質が少し落ちるかなって思ったから、PCとリンクして使ったほうがよさげだなという印象。— 如月ねむ🐱🌙@バースデーグッズ発売中🎂✨ (@nemunekoCh) November 29, 2022
Pico4と比較による主なQuest2の強みとしては
・スタンドアロンでVRCや他VRゲーが可能
・VD未導入の前提だとQuest Linkの方がPC接続は安定感ある
・Picoよりも先行のため不具合等のノウハウは多い
・純正品やサードパーティ製のアクセサリーが豊富
ってところじゃないかな— 八雲🐑 (@Yakumo_896) November 28, 2022
Metaのストアにある無料アプリの数を見てみると
Quest:104
app lab(betaアプリ):821
SideQuest(非公式ストア):数え切れない比較として
pico:14早期から本気で取り組んでるだけあってアプリの数は比較にならない。これから他のスタンドアローンを作ってOSを用意してもMetaに追いつくのは困難だろう https://t.co/f6jHRFXx1M
— u_gii (@moon_cryptol) October 27, 2022
こうして、いろんな人の意見をみるとPICO4のスペックの方がいいように感じます。ですが、やはりアプリの数・遊べるゲームの数は、Meta Questの方が多いですね。
Meta Quest2とPICO4の選び方
- たくさんのVRゲームを快適に楽しめるMeta Quest2
- より快適にVRゲームを楽しめるPICO4
いろんな比較をしてきましたが、僕はMeta Quest2推しです。というのも、どんなにいいゲーム機でも遊びたいアプリ・ゲームがないと意味がないと思うからです。
例えるなら、PICO4は「いい家だけどドアの形が特殊で入れられる家具が少ない」みたいな印象です。逆にMeta Quest2は「そこそこいい家だし、ドアが大きくいろんな多種多様な家具が入る」という印象。
せっかくのVRゲーム機、遊びたいアプリがないと意味がありませんからね。
Meta Quest3について
2023年秋か冬頃にMeta Quest3が出るそうですが、現時点でわかっていること・予想されている情報をまとめておきます。
- Meta Quest2より軽くて薄い
- フルカラーのパススルー対応
- 解像度はそんなに変わらない
- チップの性能が大幅アップ
- 深度センサー搭載
- コントローラーのリングがなくなる
- Meta Quest2よりも高くなる(74,800円)
「これからVRにどんどんのめり込んでいくぞ!」って人はMeta Quest3を待ってみてもいいかもしれませんが、値段は74,800円と高いですからね。
「これからVRにどんどんのめり込んでいくぞ!」って人はMeta Quest3を待ってみてもいいかもしれませんが、値段は74,800円と高いですからね。
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【Meta Quest3】レビュー!ガッカリなところもあるけど満足感アリ[/st-cmemo]
参考:Meta Quest 3は「Quest 2よりはるかに薄くて軽いVRヘッドセット」として開発されている
Meta Quest2とPICO4の比較まとめ
- 価格:Meta Quest2が安い
- 遊べるゲーム:Meta Quest2の方が多い
- スペック差:大きなスペックはほとんどない
大きなスペック差はないので、価格・遊べるゲームの数が選ぶポイントになります。
そのため、価格が安くて遊べるゲームが多いMeta Quest2がおすすめです。
遊べるゲームがないと、スペックがいいVRゴーグルでも宝の持ち腐れになります。
初めてVRゴーグルを買う人であればスペック差も感じないと思うので、遊べるゲームが多い方が楽しいと思いますね。
[st-kaiwa1]比較した結果、おすすめはMeta Quest2でした!
Metaストアで使える3,000円クーポンもあるので、よりお得に購入できますよ!
こちらでMeta Quest2のレビューをしています。超快適にゲームを楽しめました。